◆株主資本比率で選定する
株主資本比率とは、
会社の現預金や土地建物などの、全資産のうち、
債務や借金を除いた部分が何%なのかを示しています。
株主資本比率とは

ここでは、例としてJR3社を比較します。
なお、このデータは2005年3月の連結決算の内容と、
2006年3月某日の株価を用いています。

銘柄株価1株利益ROEPER株主資本
比率
PBR配当
9020JR東日本870,00027,868.009.77%31.2517.6%2.696,500
9021JR西日本483,00029,462.9611.75%16.3622.2%1.756,000
9022JR東海1,150,00042,806.6311.89%27.1016.0%2.755,500

JR各社は公共的企業であり、業績低下や倒産の危険が低く
また、株主優待が魅力的なことから、個人株主に人気がある銘柄です。

ところで、株主資本比率ですが、
公共株は、信用度が高いので借金をしやすいのでしょうか。
一般の会社と比較すると、JRグループの株主資本比率は
低くなっています。

さて、この中で注目したいのが、JR西日本です。
3社の中では株主資本比率が一番高くて、
打たれ強い企業と言えます。
株主資本利益率(ROE)から見ることのできる成長性も、
他社と変わりありません。
一方で純資産倍率(PBR)が、他社よりも低く、
株価が低めになっているようです。
これはおそらく、2005年春に発生した列車事故による
よる、企業イメージ低下などによる影響と考えられます。

こういったことで利益が低下して、
長期にわたって利益が少なくなるような場合は、
株価の上昇は見込めません。

しかし、公共輸送機関である鉄道事業の利益が、
そんなに長く低下するとは、考えにくいと思います。
もし、利益が今までとあまり変わらないのなら、
PBRが他社と同じくらいになる、つまり株価が上がると思います。
また、JR西日本の株主資本比率は、
3社の中で一番高いので、将来は、もっと上がることも考えられます。

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